トップページ 1: 船出(ふなで) いっせい はんにちとちほう こうか しゃしんはなよめ 2: 緊迫(きんぱく) にせい よくりゅうしょ じょうほうほうこく きょぎほうこく 3: 立ち退き(たちのき) あつりょく しみんどうめい しゅうようじょ ちゅうせいとうろく 4: 不和(ふわ) こうぎしゃたち そうきかいほう にゅうたい ツールレイク 5: 復帰(ふっき) さいしゅっぱつ ばいしょうきんうんどう げんだいのにっけいじん しんせだい ねんぴょう 原文 | ENGLISH 兵役(へいえき) 戦争(せんそう)裁判(さいばん)の為(ため)、証人(しょうにん)の事情(じじょう)聴取(ちょうしゅ)を担当(たんとう)する二(に)世(せい)の通訳(つうやく)(1946年(ねん))東京(とうきょう) Courtesy of the Seattle Nisei Veterans Committee and the U.S. Army 第(だい)二(に)次(じ)世界(せかい)大戦(たいせん)中(ちゅう)、約(やく)3万(まん)3千(ぜん)人(にん)の二(に)世(せい)男女(だんじょ)が、戦線(せんせん)に出(で)て、もしくは通訳(つうやく)その他(そのた)の部門(ぶもん)で、アメリカ軍(ぐん)で兵役(へいえき)に就い(つい)ていました。政府(せいふ)によって親(おや)が強制(きょうせい)収容(しゅうよう)所(しょ)に監禁(かんきん)されている中(なか)、自分(じぶん)達(たち)の生まれ(うまれ)た国(くに)のために生命(せいめい)の危険(きけん)を犯す(おかす)ことで、二(に)世(せい)兵士(へいし)達(たち)は忠実(ちゅうじつ)な市民(しみん)として、日系(にっけい)アメリカ人(じん)の一般(いっぱん)的(てき)なイメージの回復(かいふく)に大きな(おおきな)役割(やくわり)を果たし(はたし)ました。 合衆国(がっしゅうこく)陸軍(りくぐん)の第(だい)100歩兵(ほへい)大隊(だいたい)と第(だい)442連隊(れんたい)戦闘(せんとう)団(だん)は、当初(とうしょ)志願(しがん)兵(へい)で形成(けいせい)され、後(のち)にハワイとアメリカ本土(ほんど)の強制(きょうせい)収容(しゅうよう)所(しょ)からの徴兵(ちょうへい)が行わ(おこなわ)れました。指揮(しき)官(かん)はほとんど全員(ぜんいん)が白人(はくじん)だったものの、兵士(へいし)は全員(ぜんいん)日系(にっけい)二(に)世(せい)でした。この部隊(ぶたい)はイタリアとドイツでドイツ軍(ぐん)と交戦(こうせん)し、数多く(かずおおく)の死傷(ししょう)者(しゃ)を出し(だし)ました。もっとも悲惨(ひさん)だった戦い(たたかい)は「失わ(うしなわ)れた大隊(だいたい)」の救出(きゅうしゅつ)と呼ば(よば)れ、フランス北部(ほくぶ)でドイツ軍(ぐん)によって孤立(こりつ)させられた200人(にん)以上(いじょう)の元(もと)テキサス州兵(しゅうへい)を、二(に)世(せい)兵士(へいし)が救出(きゅうしゅつ)したものです。この第(だい)100第(だい)442連隊(れんたい)は、アメリカ軍(ぐん)史上(しじょう)、多(おお)くの勲章(くんしょう)を受(う)けた部隊(ぶたい)です。 太平洋(たいへいよう)地域(ちいき)では、アメリカ軍(ぐん)情報(じょうほう)部(ぶ)に訓練(くんれん)を受け(うけ)た二(に)世(せい)の言語(げんご)専門(せんもん)家(か)が、入手(にゅうしゅ)書類(しょるい)を翻訳(ほんやく)し、捕虜(ほりょ)を尋問(じんもん)し、日本(にほん)の占領(せんりょう)、再建(さいけん)の援助(えんじょ)に携わり(たずさわり)ました。戦時(せんじ)中(ちゅう)の二(に)世(せい)兵士(へいし)の活動(かつどう)は、最高(さいこう)機密(きみつ)とされていました。戦後(せんご)の日本(にほん)国内(こくない)において、二(に)世(せい)兵士(へいし)は、合衆国(がっしゅうこく)の関係(かんけい)者(しゃ)と日本(にほん)国民(こくみん)の間(あいだ)で、言語(げんご)的(てき)、文化(ぶんか)的(てき)両面(りょうめん)において橋渡し(はしわたし)の役目(やくめ)を果たし(はたし)たのです。 前のトピックへ ・ 次のトピックへ 当時(とうじ)を語る(かたる)インタビューから (戦場(せんじょう)で)ドイツ兵(へい)達(たち)を追い払っ(おいはらっ)た後(あと)、砲弾(ほうだん)が降っ(ふっ)てきていました。今度(こんど)は私(わたし)たちがドイツ軍(ぐん)の隠れ(かくれ)穴(あな)に飛び込む(とびこむ)番(ばん)です。一番(いちばん)下(した)にいたんですが、砲弾(ほうだん)がやって来る(やってくる)なか隠れ(かくれ)穴(あな)に走っ(はしっ)ていきました。F軍(ぐん)からのやつが一人(ひとり)、そこに飛び込ん(とびこん)で来(き)ましてね。最初(さいしょ)は誰(だれ)だかわからなかったんですが、すぐに見覚え(みおぼえ)のある顔(かお)だと気付き(きづき)ました。「アリゾナのメサから来(き)たマス・イケダじゃないかい?」 「そうだよ」「故郷(こきょう)からどんなこと言っ(いっ)てきてる?」って家(いえ)のことを話し(はなし)始め(はじめ)ました。砲弾(ほうだん)はドンパチ爆発(ばくはつ)していたのですが、気(き)にもとめませんでしたよ。ただ家(うち)のことを話し(はなし)てました。誰か(だれか)が故郷(こきょう)の話(はなし)をするのを聞く(きく)のがうれしくてね。砲弾(ほうだん)は炸裂(さくれつ)して、救急(きゅうきゅう)隊員(たいいん)を大声(おおごえ)で呼ん(よん)でいるやつや、叫ん(さけん)でるやつもいましたが、私(わたし)達(たち)はそんなこと気(き)にもしませんでした。 ジョージ ジョー・サカト 第(だい)442連隊(れんたい)戦闘(せんとう)団(だん)の兵士(へいし)で、失わ(うしなわ)れた大隊(だいたい)の戦い(たたかい)の功績(こうせき)により名誉(めいよ)勲章(くんしょう)を受ける(うける)