4) 今後に向けて

海を渡った日本人移民・移住者と郷里とのつながり ~現在に遺る日本人移民・移住者が出身地域に遺した記憶・痕跡~   その記憶を未来へつなぐために これまでの記事で見てきたとおり、日本人移民・移住者は異国の地で新たな生活を築きその国・地域の発展に大きく貢献しただけではなく、日本の郷里へも多大な貢献をしていました。そして、その足跡は、顕彰碑や寺社仏閣、教育施設など、日本各地に現存し、その貢献を静かに語り継いでいます。...

3) 学校施設

海を渡った日本人移民・移住者と郷里とのつながり ~現在に遺る日本人移民・移住者が出身地域に遺した記憶・痕跡~   学校施設への寄付・寄贈に見る郷里とのつながり 日本人移民・移住者の郷里とのつながりとして、教育面での貢献は非常に大きなものです。具体的には、郷里の学校施設(講堂やグラウンド、体育施設など)の整備、ピアノの寄贈や教育基金の設置など、様々な形で貢献していました。そして、現在も日本人移民・移住者の寄付・寄贈によって整備された学校施設が残っており、郷里への貢献と深い絆を今に伝え遺しています。...

2) 寺社

海を渡った日本人移民・移住者と郷里とのつながり ~現在に遺る日本人移民・移住者が出身地域に遺した記憶・痕跡~   日本人移民・移住者と故郷の寺社 日本人移民・移住者が海を渡った後も、郷里とつながり続け、貢献し続けた事例が地域の寺社のなかで見つけることができます。移住先で働き貯めた資金をもとに郷里に貢献した様子が、今も鳥居や梵鐘、玉垣、狛犬、寄進者銘板等に刻まれています。 寺社に遺る日本人移民・移住者の郷里とつながり...

1) 顕彰碑

海を渡った日本人移民・移住者と郷里とのつながり ~現在に遺る日本人移民・移住者が出身地域に遺した記憶・痕跡~   日本各地に遺る「日本人移民・移住者の記憶・痕跡」-顕彰碑が語る物語...

はじめに

海を渡った日本人移民・移住者と郷里とのつながり ~現在に遺る日本人移民・移住者が出身地域に遺した記憶・痕跡~ 海を渡った日本人移民・移住者の歴史は、江戸から明治になった1868年に日本人労働者がハワイに渡ったことから始まります。そこから、ハワイを皮切りに、アメリカやカナダ、そして南米、その他アジア・大洋州へと広がっていきました。この背景には、移民を送り出した地域や、労働力を必要とした受け入れ国のそれぞれの産業・経済的な事情、地理的条件、さらには移民本人や家族の個人的な事情など、さまざまな要因が絡み合っていました。...